敦賀原発「直下に活断層」 2号機廃炉不可避
- 2013年5月14日
- 日本発ニュース
【共同】日本原子力発電敦賀原発(福井県)の敷地内断層を調べた原子力規制委員会の調査団が、2号機の直下に「活断層がある」とする報告書の原案をまとめたことが14日、分かった。15日午後の評価会合で詰めの議論を行い、異論が出なければ了承される見通し。
活断層と判断された場合、2号機の運転再開は極めて困難となり、原電は廃炉を避けられない状況になりそうだ。経営危機に陥る恐れがあり、原電に出資する大手電力各社にも影響が及ぶ可能性がある。
規制委は早ければ22日の定例会で今後の対応を議論する。国は活断層上に重要施設の設置を認めていない。
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