対話継続か、強硬路線か 北朝鮮「次の一手」見えず

 【共同】12-13日に予定されていた韓国との当局者会談中止を受け、北朝鮮の「次の一手」に関心が集まっている。北朝鮮が今年最大の政治的節目と位置付ける7月27日の朝鮮戦争休戦60年を前に、対話攻勢を続けるのか、緊張を高める強硬路線に戻るのか、予断を許さない。

 12日の平壌は曇り空。午前中は雨がぱらついた。人通りは多く、市内に特段の変化はない。北朝鮮メディアは実務協議開催など、南北会談をめぐるニュースを折に触れ伝えてきたが、会談中止は報じていない。12日の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は会談に関連した論説を掲載したが、会談中止には触れなかった。

 北朝鮮は5月以降、飯島勲内閣官房参与の訪朝を受け入れたり、中国に金正恩第1書記の特使を派遣したりして、4月までの対決姿勢から一転して対話の構えを強調し始めた。北朝鮮の狙いは米朝協議の再開で、南北会談も、再開に慎重な米国の軟化を促す意図があったとみられる。

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