他国EEZで活動拡大 中国、主張と矛盾も 米議会諮問機関が指摘
- 2013年6月20日
- アメリカ発ニュース
【共同】米議会の諮問機関「米中経済安保見直し委員会」は19日、中国海軍が米国など他国の排他的経済水域(EEZ)で活動を拡大しているとの報告書を公表した。自国EEZでの米軍の偵察活動を違法だとする中国政府の従来の立場と矛盾すると指摘、不測の衝突回避に向けた米中対話を促している。
報告書や米国防総省によると、中国海軍は昨年夏、米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)が行われていたハワイ沖の米EEZ内で情報収集活動を行ったほか、グアム沖にも艦船を派遣。いずれも米側への事前通告はなかった。
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