ナンバー2死亡と発表 イエメンのアルカイダ

 【共同】イエメンを拠点とする国際テロ組織アルカイダ系武装組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」は17日、ナンバー2のサイード・シャハリ幹部が米国の無人機攻撃により死亡したとウェブサイト上で発表した。

 死亡日時は明らかにしていない。シャハリ幹部については、これまでも二度にわたり死亡情報が流れたが、AQAPが否定していた。AP通信によると、昨年11月に無人機攻撃により受けた重傷が原因で死亡したという。

 シャハリ幹部はサウジアラビア生まれ。キューバのグアンタナモ米海軍基地の収容所から2007年に釈放されてサウジに帰国、再教育プログラムを受けたが、その後、サウジとイエメンのアルカイダ組織が統合したAQAPのナンバー2として活動していた。

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