政府専用機に小型機検討 国内視察や近隣外交に

 【共同】政府が中近距離用の政府専用機として、三菱航空機が開発中の国産小型ジェット機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の導入を検討していることが分かった。国内視察やアジア近隣を中心とした官邸外交での活用を想定している。複数の政府関係者が19日、明らかにした。

 皇室や首相の外遊などに利用される政府専用機は現在、航続距離の長いボーイング747の2機体制。航続可能距離を最大で6300キロ程度まで延ばせるとされるMRJが導入されれば、遠距離用と中近距離用の2本立てになる。政府は、ボーイング747を2020年度から新機種に変更する方針を固めている。

 MRJ導入を検討する背景には国内視察の際に民間航空会社の定期便利用では「効率的な活動ができない」(政府関係者)といった意見や、閣僚らから官邸外交を機動的に展開するには不可欠との声が上がっていることがある。

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