アップル、2期連続減益 4-6月、iPad不調

 【共同】電子機器大手アップルが23日発表した4-6月期決算は、純利益が前年同期比22%減の69億ドル(約6900億円)となり、2四半期連続の減益となった。売上高は1%増の353億2300万ドル。タブレット端末「iPad(アイパッド)」の販売が落ち込み、業績の足を引っ張った。

 ただ、市場では予想を上回る結果と受け止められ、アップル株は23日夕の時間外取引でこの日の通常取引の終値と比べて一時5%余り上昇した。

 製品別の販売台数は、売上高の5割を占めるスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が前年同期比20%増の約3124万台と好調だった。

 一方、アイパッドが14%減の約1461万台だったほか、パソコン「マック」が7%減、携帯プレーヤー「iPod(アイポッド)」は32%減だった。

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