トヨタ営業利益2兆円迫る 14年3月期予想、円安効果
- 2013年8月2日
- 日本発ニュース
【共同】トヨタ自動車は2日、2014年3月期の本業のもうけを示す連結営業利益予想(米国会計基準)を従来の1兆8000億円から1兆9400億円に上方修正した。円安効果を見込んだ。2兆円に迫る営業利益は、リーマン・ショック前の08年3月期に過去最高の2兆2703億円を記録して以来の高い水準。
グループのダイハツ工業、日野自動車を含めた13年の世界生産台数は1012万台の計画。1000万台超の生産は実現すれば世界の自動車メーカーで初となる。製造業で国内最大のトヨタの好業績は景気回復の追い風となり、雇用や賃金の改善が期待される。
13年4〜6月期の営業利益は前年同期比87.9%増の6633億円で、四半期として過去2番目に高い水準。純利益は93.6%増の5621億円で過去最高となった。これまでいずれの利益も過去最高だった07年4〜6月期は為替レートが1ドル=121円で、当時と比べ約22円の円高下での好業績となる。「内部留保」とされる利益剰余金は今年6月末で13兆613億円だった。
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