「第2の木星」発見 60光年先、すばる望遠鏡

 【共同】太陽系の外にあり、地球から約60光年離れた星を回る「第2の木星」といえる惑星を、ハワイ島のすばる望遠鏡で発見したと国立天文台などのチームが5日、発表した。重さは木星の3倍から5.5倍程度とみられ、これまで直接姿が確認された太陽系以外の惑星の中で、最も質量が小さい可能性があるという。

 チームは、おとめ座の方角にあり、重さなどが太陽によく似た星を調べた。通常の観測では、星の光がまぶしすぎて周りの惑星が見えないため、星の光を遮る装置を取り付け撮影した。

 その結果、非常に暗い17〜20等の惑星1個を発見。星と惑星の距離は、太陽と冥王星ほど離れていた。惑星は誕生から1億〜2億年とみられ、表面温度は約240度。色の成分から、チームは大気中に雲が少ないとみている。

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