COP19閣僚会合が閉幕 新枠組みで利害調整

 【共同】気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)の閣僚級準備会合が4日、ポーランドの首都ワルシャワで2日間の日程を終え、閉会した。11月11日から始まるCOP19では、京都議定書に代わる2020年以降の新たな枠組みづくりに向けた議論が本格化する。準備会合では各国が意見を交わし、利害調整を図った。

 新たな枠組みは15年末のCOP21で採択される予定。先進国だけに温室効果ガスの削減義務を課した京都議定書に代わり、中国やインドを含む全ての国が参加する枠組みの構築を目指している。COP19では、各国が14年に国別の削減目標を提出することで合意できるかが焦点の一つだ。

 準備会合には約40カ国が参加し、日本からは北川知克環境副大臣が出席した。COP19は今回の準備会合と同じワルシャワで開かれる。

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