GM175万台リコール 欠陥放置受けて調査
- 2014年3月18日
- アメリカ発ニュース
【共同】ゼネラル・モーターズ(GM)は17日、北米を中心に乗用車など計約175万台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。衝突時に側面のエアバッグが作動しなかったり、エンジンルームから発火したりする恐れがある。
2月に公表した乗用車約162万台のリコールでは、2001年に欠陥を把握した後も放置し計12人が事故で亡くなったことが問題になった。あらためて調査した結果、別の理由でリコールを決めた。相次ぐ大規模リコールで消費者の不信感が高まるのは必至だ。
GMは一連のリコールに伴い、14年1〜3月期決算で約3億ドル(約305億円)の費用を計上すると明らかにした。メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は17日、「プロセスで何かの過ちがあり、恐ろしいことが起きてしまった。謝罪する」とのコメントを発表した。
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