宇宙誕生時の重力波観測 急膨張理論を裏付け

 【共同】138億年前の宇宙の誕生直後に発生した「重力波」の証拠とされる現象を、世界で初めて観測したとカリフォルニア工科大などのチームが17日、発表した。生まれたばかりの宇宙の姿を解明するのにつながる成果。

 誕生時に非常に小さかった宇宙が急激に膨張したとする佐藤勝彦自然科学研究機構長らの「インフレーション理論」を、観測面から強く裏付けた。研究者らは「本当と確かめられればノーベル賞級だ」と評価している。

 重力波は、物体が動いた時に重力の影響で空間などが揺れて周囲に波のように広がる。アインシュタインが相対性理論で存在を予言したが、直接観測されたことはない。

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