中国で高級電気自動車 テスラ、充電網が課題
- 2014年4月3日
- 世界のニュース
【共同】電気自動車(EV)ベンチャー、テスラ・モーターズの高級車が中国で注目を集めている。約73万元(約1200万円)からと高額ながら、北京の販売店にはひっきりなしに客が訪れる。テスラも中国を重要市場と位置付け、販売に力を入れる構えだが、充電網の整備の遅れが課題だ。
「これがテスラの車か」。北京中心部の商業施設にある、中国本土で唯一のテスラのショールーム。平日の昼下がりにもかかわらず、展示車をスマートフォンで撮影する人や、運転席に座ってみる人たちでにぎわった。
テスラは「モデルS」というセダンを中国で予約販売しており、近く納車が始まる見通し。フル充電での走行可能距離は500キロを超えるといい、EVならではの加速のよさも売りだ。革張りの座席や、運転席の大型のタッチパネルが目を引く。
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