プラスチックを15%削減へ〜ユニリーバ、製品容器への使用量
- 2014年4月23日
- 環境ビジネス
欧州の消費者用品大手ユニリーバは22日、製品の容器に使うプラスチックの量を15%減らす計画を発表した。
AP通信によると、英企業のゾーテフォームズ(Zotefoams)が開発した技術を導入し、各種製品の容器に気泡を含んだプラスチックを使うことで強度を落とさずにプラスチックの全体量を減らす。
ユニリーバはまず、全身用液体洗剤ダヴ(Dove)の容器に新技術を使う。同製品は2013年の欧州売り上げが3300万本で、同社は新容器を使うことで節約できるプラスチックの量を275トンと推定している。
ユニリーバ広報のマーク・ポトマ氏によると、同社はプラスチック減量技術を他の製品にも広げる予定で、15年に特許期間が終了すれば他社も導入が可能になる。
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