米、ワイン消費で仏抜く 1人当たりでは仏に軍配
- 2014年5月14日
- 世界のニュース
【共同】葡萄・ワイン国際機構(OIV)は13日、パリの本部で記者会見を開き、2013年に米国が国別のワイン消費量でフランスを抜きトップに立ったとする統計を発表した。ロイター通信によると、米国が首位に立つのは初めて。
米国の消費量は約291万キロリットルで前年比0.5%増だったのに対し、フランスは前年比で6.9%減の281万キロリットルにとどまった。ただ1人当たりでみると、フランス人は1週間にボトル1.2本を消費するが、米国人はその6分の1程度という。
フランス人の1人当たりの消費量は02年から11年の間に約20%減少したのに対し、米国は17%増と猛追。OIVのジャンマリ・オラン事務局長は「フランスでは、かつてはよくワインを飲んだが飲酒習慣が変化している。米国ではワイン人気がどんどん高まっており消費人口も多い」と説明した。
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