タカタのエアバッグ問題、GMにも〜「クルーズ」の販売を中止

 ゼネラル・モーターズ(GM)は25日、北米の系列ディーラーに対し、不具合が見つかったタカタ製エアバッグを搭載するシボレーの小型セダン「クルーズ」の販売中止を通達した。タカタのエアバッグ問題では、既にGMを除くメーカー7社がリコール(回収・無償修理)を発表し、トヨタ自動車とホンダを中心に世界で約1050万台が対象となっている。

 ロイター通信によると、タカタ製のエアバッグを搭載した2013〜14年型クルーズは現在、米国とカナダを中心に3万3000台がディーラーにある。GMは販売済みの車については修理対象にしておらず、関連事故や死傷者の有無も把握していない。

 クルーズはGM乗用車の北米ベストセラーで、今回修理する車種は12年10月以降約50万台が生産された。GMは、衝突事故時のリスク緩和につながると判断して、クルーズの13年型から運転席に「スマート」エアバッグを採用している。

 GMは25日、クルーズの問題について「一部の車両に不適切な部品で組み立てられたエアバッグ・インフレータ・モジュールが搭載されている可能性がある」と説明した。オハイオ州ローズタウン工場でのクルーズ生産は継続する。

 GMは5月、タカタ製エアバッグの電気系統の不具合を理由に、別の理由で実施していた12年型クルーズなど数車種のリコールを拡大した。

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