GMが844万台リコール 14年累計2900万台規模
- 2014年7月1日
- 世界のニュース
【共同】ゼネラル・モーターズ(GM)は6月30日、米国を中心に世界で1997〜2014年型の一部車種、計約844万8000台をリコール(無料の回収・修理)すると発表した。点火スイッチの欠陥で鍵が勝手に回りエンジンが停止する恐れがあるなど複数の理由を挙げている。
GMが14年に発表したリコールは今回を含め世界で累計約2900万台規模に達し、13年販売台数(971万台)の約3倍に上る。
今回発表したリコール車種の事故で計3人の死亡と計8人の負傷が報告されているという。GMはリコール台数の拡大に伴い、14年4〜6月期決算に対応費用として最大約12億ドル(約1216億円)を計上する見込み。従来公表の最大約7億ドルから膨らみ、純損益が赤字に転落する可能性もある。
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