オバマ大統領、支援に全力 エボラ対策で首脳協議

 【共同】オバマ大統領は14日、リベリアのサーリーフ大統領、シエラレオネのコロマ大統領と相次いで電話し、西アフリカで広がるエボラ出血熱の感染対策を協議した。オバマ氏は感染封じ込めに向け、両国支援に全力を挙げる考えを重ねて強調した。

 ホワイトハウスによると、オバマ氏らはリベリアの首都モンロビアに拠点を置く米国の緊急対応チームの活動や、リベリア、シエラレオネ両国への米疾病対策センター(CDC)の専門家派遣など具体的な支援策を話し合った。

 サーリーフ、コロマ両氏は国内でエボラ熱対策の指揮を執るため、米政府が6日にワシントンで開いた米アフリカ首脳会議を欠席したばかり。オバマ氏は電話で、2人の欠席に理解を示した。

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