アップル、12.9インチのアイパッドを開発 〜 多様化で購買意欲の刺激狙う

 アップル(Apple)は、これまでで最大となる12.9インチのアイパッド(iPad)を開発中だとみられる。

 ブルームバーグが最初に報じたもので、それによると、アジアの供給業者らとアップルは、新たな大型アイパッドの開発に少なくともすでに1年を費やしているもよう。

 アイパッドの現行機種には、最初の9.7インチ型と、後続の7.9インチ型がある。

 フォーブス誌によると、アップルは、販売台数の伸びが昨今減速しているアイパッドの多様化によって、大型タブレットの需要が企業市場で強まっている市場動向に対応し、購入意欲を刺激しようと狙っているとみられる。

 12.9インチ型は2014年末に量産開始される可能性が高く、2015年の第1四半期に発売されると予想される。

 アイパッドの出荷台数は今年の第1四半期と第2四半期の2期連続で前年同期を下回っている。

 アップルは、現行2機種の新型を今年秋に発売する計画だとみられ、大型化されるアイフォーン2機種と同様に、今年の歳末商戦から来年にかけて、iOS機器の大幅刷新によるてこ入れを図る姿勢だと指摘される。

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