エボラ感染、死を覚悟 回復の米医師が振り返る

 【共同】NBCテレビは2日、西アフリカのリベリアでエボラ出血熱に感染、米国に帰国して未承認薬「ZMapp」の投与を受けるなどして回復した米国人医師ケント・ブラントリーさん(33)の独占インタビューを放映した。ブラントリーさんは、症状が重くなるにつれて死を覚悟したと述べた。

 ブラントリーさんによると、リベリアで医療活動に携わっていた7月23日、起床すると「ちょっとぼうっとして」熱を測ったところ、カ氏100度(セ氏約37.8度)あった。

 エボラ出血熱に感染したと告げられたときは「(一緒に赴任していた)妻と子どもたちが(帰国して)そばにいないでよかったと思った」と話し、「もう息をすることができなくなる。誰も自分に息をさせてくれなくなると思った」と振り返った。

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