フェイスブック、災害時の安否確認サービスを開始 〜 東日本大震災で着想
- 2014年10月17日
- ハイテク情報
フェイスブック(Facebook)は、自然災害発生時に安否確認や情報発信を簡単にできるようにする新機能「災害時情報センター」のサービスを16日に開始した。
共同通信によると、東京都内での催事に登場した同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、「家族や大切な人の安否を確認できる」「大変なときに役立つサービスを提供できるのはうれしい」と強調した。東日本大震災に着想を得て考案したことから日本で発表したと同氏は説明した。
災害時情報センターのサービス機能は、地震や風水害といった自然災害が起きたときに作動する。影響を受けたとみられる地域にいる利用者にフェイスブックから安否を尋ねる通知が送信され、利用者が自分の無事を報告すると、フェイスブック上に登録されている当該利用者の「友達」に安否を知らせる通知が届く。被災地にいる友達が報告すると通知を受けられ、友達の最新情報の一覧も表示される。書き込みも可能。
ザッカーバーグ氏は日本市場の戦略について、「評価されるためには高い品質を担保しないといけない。日本に根ざしたサービスを提供していく」と語った。
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