治安相「テロ思想に関連」 重体のカナダ兵死亡

 【共同】カナダのブレーニー治安相は21日、ケベック州モントリオール近郊でカナダ軍の兵士2人を車でひいた州内の男(25)について「テロ思想との関わりは明らかだ」と述べた。カナダが米国を支援して、過激派「イスラム国」の壊滅作戦に加わったことへの反発との見方を強めている。

 兵士2人のうち重体だった1人が21日までに死亡。ブレーニー氏は「われわれの国家、軍、価値観に対する恐るべき暴力行為」と非難した。兵士2人をひいた後、警察官に射殺された男は最近、イスラム教に改宗したとされる。

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