政府代表団、平壌入り 拉致で解決糸口探る
- 2014年10月27日
- 日本発ニュース
【共同】外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とする政府代表団は、拉致被害者12人の安否情報を北朝鮮関係者から聴取するために27日午後、経由地の北京から空路で平壌入りした。日朝合意に基づく「全ての日本人に関する調査」を行う特別調査委員会側とは28、29両日に協議。拉致問題の再調査に最優先で取り組むよう求め、解決への糸口を探る。
滞在は30日までの4日間で、特別調査委の徐大河委員長との面会実現に全力を挙げる。金正恩第1書記がトップの国防委員会と、秘密警察組織の国家安全保衛部で幹部を務める徐氏を通じ「解決しなければ北朝鮮の将来はない」(安倍晋三首相)との認識を金氏に浸透させたい考えだ。
金明哲氏ら2人の副委員長、拉致被害者分科会の責任者である姜成男国家安全保衛部局長らとの面会も目指す。
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