フランスで蚊媒介の熱帯病 チクングニア熱、警戒強化

 【ジュネーブ共同】フランス南部で10月下旬、蚊が媒介する熱帯病でデング熱に症状が似ているチクングニア熱の感染が確認された。日本でも国内でのデング熱感染が約70年ぶりに確認されるなど、蚊が媒介する熱帯病の先進国での感染が相次いでおり、世界保健機関(WHO)が警戒を強めている。

 WHOによると、フランス南部モンペリエで9月20日から10月12日にかけ、同じ家族の4人に症状が現れ、同20日の検査でチクングニア熱の感染が確認された。4人には過去15日以内に海外への渡航歴はなかったことなどから、地域内での感染とみられている。

 フランスのメディアによると、その後もモンペリエで別の2人の感染が判明したという。フランス公衆衛生当局は媒介蚊の駆除など対策の強化に乗り出した。

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