39年ぶり有罪取り消し 2黒人男性自由の身に
- 2014年11月21日
- アメリカ発ニュース
【共同】1975年に強盗殺人罪で死刑判決を受け、服役していたオハイオ州の黒人男性2人が21日、有罪認定の取り消しを受けて39年ぶりに自由の身となった。法曹関係者は、ぬれぎぬによる刑期が最も長い服役者だったとしている。
AP通信などによると、釈放されたのはリッキー・ジャクソンさん(57)とワイリー・ブリッジマンさん(60)。同州クリーブランドでセールスマンが射殺された事件の容疑者としてブリッジマンさんの弟とともに逮捕され、死刑判決を受けた。同州では78年に死刑が廃止され、3人は終身刑となった。ブリッジマンさんの弟は十数年前に釈放された。
3人が逮捕されたのは当時10代前半だった少年の目撃証言がきっかけだった。それ以外に3人と事件を結びつける物的証拠はなかった。ジャクソンさんらは逮捕直後から無実を主張していた。
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