記者救出に失敗 アルカイダ系の人質
- 2014年12月4日
- 世界のニュース
【共同】国防総省のカービー報道官は4日声明を発表し、国際テロ組織アルカイダ系武装組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が人質としている米国人フォトジャーナリスト、ルーク・サマーズ氏(33)の救出作戦をイエメンで実行したが、失敗に終わったと認めた。
米国家安全保障会議(NSC)のミーハン報道官は、オバマ大統領が先月、救出作戦を承認し、イエメン軍と協力して作戦を実施したが目標地点にサマーズ氏の姿はなく、米国人以外の複数の人質のみ救出したと説明した。
AQAPはサマーズ氏の殺害を警告する映像を公開し、米政府に3日以内に要求を満たすよう求めたと伝えられている。要求の内容は不明。
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