米は法的責任の追及を 拷問報告書公表で人権団体
- 2014年12月9日
- 世界のニュース
【共同】中央情報局(CIA)がテロ容疑者に行っていた過酷な尋問に関する「拷問報告書」が公表されたことを受け、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは9日、「国家の安全保障」の名の下に多くの人権侵害が行われていたと非難、米国は尋問の実行者らの法的責任を追及しなければならないと訴えた。
同団体は、CIAでは過酷な尋問を行ったり許可したりした人物が、これまで法の裁きを受けたことはないと指摘。今回の報告書は米国への「警鐘」であり、米国には関係者の責任追及を進める責務があるとした。
報告書についても、今回のような要約版ではなく、可能な限り編集を排した全体の公表を求めた。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ