ラジオシャックが経営破綻〜国内4100店の家電販売大手
- 2015年2月6日
- 米国ビジネス
家電販売大手ラジオシャック(RadioShack、テキサス州)は5日、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用をデラウェア州の連邦破産裁判所に申請し、経営破綻した。負債総額は13億8700万ドル。
ロイター通信によると、ラジオシャックは米国内4100店のうち、1500〜2400店舗を筆頭株主のヘッジファンド、スタンダード・ゼネラルに譲渡すると発表した。これとは別に、日本のソフトバンク傘下のスプリント・ネクステルは、スタンダード・ゼネラルが取得する店舗のうち最大1750店を両社の提携店にすると発表した。
ラジオシャックはマサチューセッツ州ボストンで1921年開業し、無線機を小売り及びメールオーダー販売した。その後、米国を中心に家電製品やパソコン、携帯電話などを取り扱う家電販売店を構え、店舗を増やした。
近年はインターネットで家電製品などを購入できるアマゾンなどのネット通販に客足を取られ、業績不振が続いていた。2014年8〜10月期の純損失は1億6110万ドル。
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