不二製油、ブラジルの業務用チョコレート会社を買収
- 2015年3月13日
- 日本発ニュース
不二製油は13日取締役会を開き、ブラジルの業務用チョコレート製造最大手ハラルド(HARALD、サンパウロ州)の発行済み普通株式の83.3%を取得することを決めた。
同社ウェブサイトによると、ブラジルではチョコレートが文化的な嗜好品で、市場規模は米国、ドイツに次ぐ世界第3位。今後も人口増加と経済成長とともにチョコレート市場の大きな成長が期待できるという。
不二製油は2010年、同国に現地法人Fuji Oil South Americaを設立し、油脂製品の販売等を通じ事業を拡大している。
ハラルドは、業務用チョコレート製品の製造・販売最大手として国内のベーカリーショップ約7万店のほか、大手製菓・製パンメーカー、チョコレート製品専門店、ホテル・レストランなどを顧客に持つ。
株式譲渡は4月中に行い、残りの株は引き続きハラルドの最高経営責任者(CEO)が保有する予定。
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