TPPでバター輸入枠提案 日本、不足解消の狙いも 

 【共同】日本政府が環太平洋連携協定(TPP)交渉で、バターと脱脂粉乳の低関税の輸入枠を相手国別に設ける提案をしていることが16日分かった。国内で恒常化しつつあるバター不足の解消につなげる一方、交渉で乳製品の輸入拡大を求められており、それに応えて一定量を確保し理解を得たい考えだ。

 輸入枠が大きな規模になれば、苦しい酪農家の経営を一層圧迫する。そのため酪農家への打撃を最小限にとどめるよう慎重に詰める。

 乳製品が主要産業のニュージーランドは、TPPを活用して輸出を拡大したいと考えており、踏み込んだ要求をして攻勢を強めているもよう。米国などを含め、日本の提案を受け入れるかは不透明だ。

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