被爆地訪問、重い意味 米、手厚い布陣で誠意

 【共同】米政府が3日、広島と長崎で開かれる原爆の日の式典に国務省高官を派遣すると発表し、被爆地への要人訪問に重い意味があるとオバマ政権が十分認識していることがあらためて鮮明になった。

 2年連続となるケネディ駐日大使に加え、国務省で軍縮問題を担当するガテマラー国務次官の式典参列を決め、米国は手厚い布陣で日本に対する誠意を示す意向だ。残り任期が1年半を切ったオバマ大統領が被爆地を訪問するかどうかなお決めかねる中で、いま米国に何ができるのかを考慮した結果とみられる。

 原爆の日の式典への対応は、70年前の原爆投下を歴史の中でどのように位置付けるかという問題と切り離すことはできない。被爆地側がオバマ氏の訪問を願っていることを理解し、オバマ氏にも前向きな思いがありながら、決断に踏み切れない理由はそこにある。

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