米就業者数17万3000人増 8月、失業率改善5.1% 

 【共同】米労働省が4日発表した8月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は前月から17万3000人増となり、22万人程度を見込んでいた市場予想を下回った。失業率は前月から0.2ポイント低下し5.1%に改善し、2008年4月以来7年4カ月ぶりの低水準だった。

 就業者数の伸びは4カ月ぶりに堅調さの目安とされる20万人を下回り、雇用改善はやや足踏みした。

 ただ、6月と7月の数字がそれぞれ上方修正されたほか、ここ3カ月の平均では22万1000人と比較的高い水準を維持し、回復基調は保った。米連邦準備制度理事会(FRB)は引き続き年内利上げを慎重に探るとみられる。

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