デル、向こう5年で1250億ドルを中国に投資 〜 R&Dを拡大、AI研究にも注力
- 2015年9月11日
- ハイテク情報
デル(Dell)は10日、向こう5年間に総額1250億ドル(約15兆円)を中国に投資する計画を明らかにした。
マニュファクチャリング・ビジネス・テクノロジー誌によると、デルの投資事業部門であるデル・ベンチャーズは、中国の研究&開発(R&D)センターを大幅に拡大するとともに、中国科学院と提携して人工知能(AI=artificial intelligence)の研究も強化する計画だ。
「中国と米国は、産業界において情報技術がもっとも速く成長中の国であり、その結果、企業による開発や事業拡張、新興企業の台頭が非常に活発だ」と同社のマイケル・デル最高経営責任者(CEO)は声明で述べた。
デルにとって中国は米国に次ぐ市場規模で、中国市場で約1万1700の店舗を運営している。同社は今後、中国で雇用している2000人の技術工学者を増やし、研究&開発事業を拡充する。
1995年に中国市場に進出したデルは、中国での製造施設開設や販売網構築、サービス拠点の開設に10年間で1000億ドルを投資する計画を2010年に発表している。
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