米英に事前通告なし 仏も不満にじませる

 【共同】多数の犠牲者が出たとみられるアルジェリア軍による17日の人質救出作戦について、人質の出身国である米国や英国からは事前通告がなかったことに不信の声が上がった。フランスのオランド大統領もアルジェリア軍の強硬手段に不満をにじませた。

 キャメロン英首相の報道官は同日、英国への事前通告がなかったことを明らかにし「事前に知らせてもらった方が望ましかった」とアルジェリア政府の対応に不信感を示した。

 ロイター通信によると、キャメロン首相は17日、アルジェリアのセラル首相と電話会談し「非常に憂慮すべき深刻な事態だ」と懸念を伝えた。

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