販促自動化ソフトウェアでは、販売機会の拡大を図る販促広報過程のなかで顧客への訴求をいかに自動化するかが機能の大部分を占める。その過程は通常、手間ひまがかかり、仕事の効率化が求められる業務でもある。
マーケター向けコンサルティング会社のラーブ・アソシエイツ(Raab Associates)によると、B2B販促自動化システムの市場は昨今、非常に大きく成長しており、2014年に売上高が12億ドルを超え、2015年の成長率は前年比40%と見積もられる。
マーケティング・オートメーション・インサイダーによると、販促自動化ソフトウェアを使っている企業数は現在、米国内に14万社以上あるとみられる。
エンタープライズ・アップス・トゥデイ誌によると、販促自動化は、CRM(顧客関係管理)や販売管理といった各種のソフトウェアと並んで法人向けソフトウェアの主力分野となっており、その人気は近年、強まる傾向にある。
セールスフォース(Salesforce.com)が2015年に発表した報告書「2015年B2Bマーケティングの現状(The 2015 State of B2B Marketing)」によると、B2Bマーケターの84%以上は業務用技術への支出を増やす計画だと答えており、その最優先事項が販促自動化ソフトウェアだった。
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