西沙に対艦ミサイル配備か 中国、軍事企業が分析

 国際軍事情報企業IHSジェーンズは29日までに、中国が南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島に地対艦ミサイルを配備したとの分析結果をウェブサイト上で公表した。中国の短文投稿サイトに掲載された画像に基づいた分析。米国防総省のクック報道官は記者会見で「確認できていない」と語った。

 地対艦ミサイル配備が指摘されているのは、西沙諸島の永興(英語名ウッディー、ベトナム名フーラム)島。ベトナムと台湾も領有権を主張している。

 永興島には2月に中国が地対空ミサイルを配備したことが分かっており、事実なら中国が南シナ海で軍事拠点化をさらに進めていることを裏付ける証拠と言えそうだ。(共同)

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