米国に響け、復興の旋律 福島の中高生が演奏

 音楽を通じて米国などによる東日本大震災の復興支援への感謝を伝えようと、福島県の中高生たちでつくる「福島青年管弦楽団」が東部ボストンを訪れ、名門ボストン交響楽団が本拠地とする「シンフォニーホール」で3日、演奏会を開いた。

 生徒たちが入場すると、約1000人の観客はスタンディングオベーションで歓迎。米作曲家バーバーの「弦楽のためのアダージョ」やモーツァルトのフルート協奏曲などの、熱のこもった演奏に大きな拍手で応えた。

 同管弦楽団は東北地方で被災者支援を続けているギリシャ出身のピアニスト、パノス・カランさんが主導して結成。2014年にロンドンで演奏会を行い、昨年8月の東京での公演は皇后さまも鑑賞された。(共同)

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