トランプ氏、指名へヤマ場 インディアナ州予備選
- 2016年5月3日
- アメリカ発ニュース
大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは3日午後(日本時間4日午前)、中西部インディアナ州予備選の投票が続いた。共和党首位の実業家トランプ氏(69)が、指名に必要な過半数の代議員の確保を射程に収められるかを左右するヤマ場の戦い。
AP通信の集計では、トランプ氏の獲得代議員数は996人。インディアナでは代議員57人が勝者総取り方式に近い形で配分される。世論調査で優位のトランプ氏にとって、過半数(1237人)を引き寄せる好機だ。
獲得数565人で2位のクルーズ上院議員(45)は、残る代議員を全て得ても過半数に届かず、トランプ氏の過半数到達を阻止し、7月の党大会で決選投票に持ち込むしか道はない。指名争い3位のケーシック・オハイオ州知事(63)と協力して必勝を期している。(共同)
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