貫く「トランプ節」 挑発的スタイル変えず

 大統領選の共和党候補指名を確実にしてからも、実業家トランプ氏(69)が挑発的な発言を続けている。本選で幅広い支持を得るため、指導者にふさわしい人物像へのイメージチェンジを図るとの見方に対し「私は変わらない」と強調。人気の源泉となってきた強気のスタイルを変える気はないようだ。

 トランプ氏は5月31日、ニューヨークでの記者会見で「メディアは恥を知るべきだ」とかみつき、退役軍人支援で集めた金の総額や行き先を追及されたことに不満をあらわにした。「『トランプさん、ありがとう』と報じればいいのに『金の行き先は』と質問し、良いことをしている私を悪者のように見せている」と主張した。

 「報道陣は不誠実で不公平だ」とし、記者の一人を「低俗なやつ」と呼んだ。大統領になってもこうした姿勢を続けるのかと質問されると「そうだ」と即答した。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る