「乗って走れる」スーツケース登場

 空港のターミナル間を移動する際、またがって乗れる「動くスーツケース」が注目を集めている。
 
 CNNマネーによると、シカゴ市在住の実業家ケビン・オドネル氏が開発した機内持ち込み用バッグ「モドバッグ(Modobag)」は、人が乗って最高時速8マイルで走ることが可能な電気モーターを内蔵する。販売価格は約1000ドル。
 
 2年前、荷物を抱えて空港を移動中に構想が浮かんだというオドネル氏は、バッグの利用を空港に限定せず、オフィスワーカーに対して通勤電車や会議場での活用も薦めている。同名の企業を設立したオドネル自身も、日ごろの用足しで市内の自転車専用レーンをバッグに乗って走っているという。
 
 バッグで移動できる範囲は約8マイルで、電池の電力量は連邦航空局(FAA)の機内持ち込み上限である100ワット時未満に抑えられている。電池は15分で最高80%の充電が可能。
 
 バッグの座席部分は衝撃吸収力に優れた形状記憶フォームが使われているため、体重260ポンドの人まで乗れる。バッグの操縦はスロットルと手動ブレーキで行う。
 
 クラウドファンディング・サイトのインディーゴーゴー(Indiegogo)で展開中の資金集めでは、調達目標額の5万ドルを2日間で突破した。商品の出荷は2017年1月に始まる。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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