市場調査IDCによると、2016年第2四半期(4〜6月)のスマート腕時計の世界出荷台数は、前年同期比32%減の350万台だった。2013年第1四半期に調査を始めて以来、前年割れは初めて。
USAトゥデイ紙によると、スマート腕時計市場最大手アップルのアップル・ウォッチ出荷台数が大きく減ったことが主因とみられる。アップルは第2四半期に160万台のアップル・ウォッチを出荷したが、前年同期の360万台から55%減少した。
上位5社のうち、出荷台数が減少したメーカーはアップルのみ。2位はサムスンの60万台(前年同期比51%増)、3位はレノボの30万台(75%増)だった。上位2社の市場占有率はアップルが42%(前期72%)、サムスンが16%(7%)。
アップル・ウォッチの発売当時には、スマート腕時計はデジタル端末の次なる人気商品として注目されたが、当初の見込みほど消費者のすそ野は広がっていない。
【http://www.usatoday.com/story/tech/news/2016/07/21/idc-smartwatch-shipments-drop-first-time-ever/87382826/】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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