「襲撃犯知っている」 ボリショイ芸術監督

 【共同】ロシアのボリショイ・バレエ団を率い、1月に強酸液で襲撃されたフィーリン芸術監督は3日放映の英BBCテレビに対し、襲撃が誰の仕業なのか知っていると強調した。また、犯人はフィーリン氏を芸術監督の座から引きずり降ろすことを狙ったとの見方も示した。

 同氏は「誰が襲撃したか、私は完全に分かっている」と主張。個人名については「捜査機関が(容疑者を)発表する準備ができた時に話す」とした。犯人の狙いは「私をボリショイの芸術監督の座から駆逐し、ボリショイ・バレエの名声を傷つける」ことだと指摘した。

 同氏は米国人をボリショイ史上初めてトップダンサーに迎えるなど、保守的なバレエ団の改革を図るなどしたが「私がやってきたことをよく思わない人もいる。彼らは多分、私の成功が気に入らないのだ」と話した。

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