飲料のカロリー消費は横ばい〜米国人、業界の努力実らず

 飲料業界は、肥満や糖尿病に関する懸念の高まりを受けて米国人が飲料から摂取するカロリーを向こう10年間で20%削減することを目指しているが、2015年は大きな効果が見られなかった。
 
 ウォールストリート・ジャーナルによると、コカ・コーラ、ペプシコ、ドクターペッパー・スナップル・グループは14年、国民1人当たりの飲料のカロリー消費を25年までに1日159.2キロカロリーにする目標を設定。カロリーの高いソーダ(炭酸飲料)の代わりにボトル水、低カロリー飲料、容量の少ない商品などの販売を強化した。
 
 ところが業界団体・米国飲料協会(ABA)が外部に委託した調査によると、15年の消費量は前年比0.4キロカロリー減の198.7キロカロリーで、わずか0.2%の減少にとどまった。それまでの10年間は毎年平均約1%のペースで減少していた。
 
 水の消費量は7.1%増加しており、16年は初めてボトル水の消費がソーダを上回る可能性もあるが、ボトル水に切り替えているのはレギュラー・ソーダではなくノンカロリー飲料を飲んでいた人々と見られるため、消費カロリー全体の大幅な減少にはつながっていないという。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  2. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  3. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  4. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  5. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  6. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  7.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  8. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
ページ上部へ戻る