アイオワ、イリノイ、NJがトップ3 〜再生可能エネルギー企業にやさしい州

　クリーン・エネルギーを生成する企業にとって米国内でもっとも条件の良い州として、アイオワ、イリノイ、ニュージャージーの3州が上位3州に選ばれた。
　
　小売業界リーダーズ協会（Retail Industry Leaders Association＝RILA）と情報技術業界評議会（Information Technology Industry Council＝ITI）が共同で実施した調査によって結論付けられた。
　
　同調査では、風力や太陽光を中心とした再生可能エネルギーを生成する大企業にとっての事業環境を調べて州ごとに番付けした。再生可能エネルギー生成企業とは、エネルギー会社のことではなく、ウォルマートやアップルのように自社消費用に再生可能エネルギーで自家発電する小売と技術業界の大手のことを指す。
　
　ビジネスグリーン誌が報じたその調査結果によると、米国全体としては、どの州でも再生可能エネルギー開発への投資を奨励することで、より多くの企業を誘致し、雇用創出と投資拡大を導くことに一定の成果をあげている。
　
　同調査の結果、アイオワ州、イリノイ州、ニュージャージー州は、クリーン・エネルギー開発の実績と企業にやさしい規制環境という点で全米トップ3州と位置づけられた。かたや最下位の3州は、アイダホ、ワイオミング、アラバマだった。
　
　【https://www.businessgreen.com/bg/news/3002250/iowa-illinois-and-new-jersey-rank-as-best-states-for-clean-energy-corporates】(U.S. Frontline News, Inc.社提供）

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