短編部門に日本作品3本 ベルリン映画祭が開幕

 【共同】世界三大映画祭の一つ、第63回ベルリン国際映画祭が7日(日本時間8日)、開幕した。短編部門で最高賞「金熊賞」を競う27本のうち日本作品が3本出品されている。長編の金熊賞を競うコンペティション部門に日本映画の出品はない。主要賞の授賞式は16日(同17日)に行われる。

 オープニング上映作品は、ウォン・カーウァイ監督の「グランドマスター」。カーウァイ監督は長編コンペ部門の審査員長を務める。

 短編部門の日本作品は川本直人監督の「渦汐」、津谷昌弘監督の「定常と非定常との狭間」、仲本拡史監督の「無言の乗客」の3本。長編のコンペ部門には、イランのジャファル・パナヒ監督や米国のスティーブン・ソダーバーグ監督らの新作が出品されている。

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