「英雄」、退役後は苦境 ビンラディン射殺の元隊員

 【共同】年金がもらえず生活に困り、家族は報復におびえている—。国際テロ組織アルカイダ指導者、オサマ・ビンラディン容疑者を射殺した米海軍特殊部隊元隊員の退役後の苦境を、エクスワイア(電子版)が12日までに伝えた。

 2011年5月の同容疑者殺害は、オバマ大統領のこれまでの最大の実績の一つとされるだけに、「英雄」への冷遇ぶりに批判の声も出そうだ。

 元隊員は殺害作戦に参加し、同容疑者の額に銃弾を計3発命中させたという。16年間の勤務を経て昨年海軍を退役したが、勤続20年の規定に達していなかったため年金を受給できず、生活は困窮。

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