火力発電の環境規制強化 中国が大気汚染対策 PM2.5を抑制

 【共同】中国環境保護省は20日、大気汚染の深刻化を受け、火力発電や鉄鋼、石油化学などの業種について、19の省・直轄市・自治区の47都市で特別な排出基準を適用する環境規制の強化策を決めたと明らかにした。3月1日から順次、実施する。

 環境対策の不備に対する国民の批判が高まる中、中国政府は今月上旬の国務院常務会議で、ガソリンなど自動車燃料の環境基準を日本や欧州連合(EU)並みに厳しくする方針を決めたばかり。

 石炭火力発電所や工場のばい煙は自動車の排ガスと並び、大気汚染の主要な原因となっている。政府は新基準の導入で、ばい煙に含まれる「PM2.5」などの微小粒子状物質や有害な化学物質の排出を抑制する。

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