レスリング存続へ結束 米・イランが握手 IOCに嘆願書送付へ

 【共同】レスリングの男子ワールドカップ(W杯、13カ国参加)が開かれているイランの首都テヘランで20日夜、国際レスリング連盟(FILA)や日本、米国などW杯参加各国関係者が会合を開き、レスリングの五輪存続に向けた協力と結束を確認した。

 会合では、核問題で対立するイランと米国の出席者が固い握手や抱擁を交わし、共闘をアピールした。レスリングが2020年夏季五輪の除外候補となったことに抗議し、W杯全参加国が署名した嘆願書を近く国際オリンピック委員会(IOC)に送付する。

 会合はW杯の主催国イランが呼び掛けた。イランと米国の出席者は「政治とスポーツの問題は別」「関係各国が協力し、問題解決に取り組まなければならない」と強調し、直接対話に前向きな姿勢も見せた。

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