普天間移設を楽観 米高官「前進している」

 【共同】リッパート米国防次官補(アジア・太平洋安全保障問題担当)は27日、ワシントン市内で講演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沿岸への移設計画について「楽観している。初期段階だが前に進み始めている」と述べた。

 次官補は、防衛省が昨年12月に環境影響評価書の補正文書を沖縄県に提出したことなどを評価。今後の進展には日米両政府の「外交上の本物の意志」が必要になると指摘し、22日の安倍晋三首相とオバマ大統領の首脳会談を踏まえ「両首脳の決意に変わりはない」と強調した。

 また、弾道ミサイルを追尾する米軍の高性能レーダーの追加配備や普天間飛行場への新型輸送機MV22オスプレイ配備を例に挙げ、日米の防衛協力が着実に進展していると指摘した。

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