救援陣充実で必勝期す 始動したWBC米国代表

 【共同】第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表が4日、アリゾナ州スコッツデールで初練習を行い始動した。チームを率いる大リーグ通算2326勝の名将トーリ監督は、過去2大会で果たせなかった優勝に向け、救援陣に実力者をそろえて必勝を期している。

 今大会は投球数を制限する特別ルールが前回大会より厳しくなり、ラウンドごとの上限が5球ずつ減った。1投手の投球数は1次ラウンドが65球、2次ラウンドが80球、準決勝以降は95球で3連投もできない。同監督は「どのチームもブルペンが鍵になる」と話す。

 160キロ右腕で2年連続ナ・リーグのセーブ王キンブレル(ブレーブス)は指揮官と救援の重要性を話し合ったそうで「常にワールドシリーズ最終戦のつもり」と意気込んでいる。

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