Fモーグル、欧州で工場閉鎖を拡大〜3四半期連続の赤字で
- 2013年3月6日
- 自動車関連
サプライヤー大手のフェデラル・モーグルは2015年までに、欧州自動車市場低迷のあおりを受けた3四半期連続の損失計上を受け、欧州を中心に工場の閉鎖を拡大する。
ブルームバーグ・ニュースによると、フェデラルは西欧を中心に閉鎖を拡大し、人件費が安いメキシコや中国、ポーランドに生産を移管する計画だ。
フェデラルは12年、今年7月までに計画する3工場の閉鎖コストを含め、総額6000万ドルのリストラ計画を発表した。折りしも、欧州の自動車販売は12年、19年来で最低を記録し、今年も低迷が予想されている。
フェデラルが発表した第4四半期決算によると、純損失は8000万ドルに上ったが、前年同期の2億3900万ドルよりは縮小している。売上高は、前年同期比3.6%増の16億ドルに上った。粗利益率は、前年同期の14.9%から10.5%に低下した。
フェデラルは、著名投資家のカール・アイカーン氏が株式の78%を保有している。
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